それでもありがたい本部参拝    副教会長

 4月4日、御本部の天地金乃神大祭に教会長と参拝させていただきました。新幹線での参拝でしたがその日は朝からどんよりとした空模様で、祭典の終わる頃にはかなり激しい雨が降ってきました。祭典後雨の中奥城に参拝しました。雨に加えて風も吹いていたので桜の花びらがたくさん落ちてきて、ビニール傘の上が花びらでいっぱいになりました。意外なところでお花見ができました(笑)。
歴代金光様の奥城から近藤藤守先生の奥城に向かう途中でしょうか(今回はいつもと反対回りで参拝していました)。教会長のかかとの方の靴の底が剥がれ始めているのに気づきました。一度剥がれだすとみるみるうちに靴の半分ほど剥がれてしまい雨の中歩くことに苦労するほどになってきました。歩ける範囲には靴屋さんがないということなので、教祖様の奥城に参拝した後教会長には会堂地下で待っていてもらい、私が金光駅の反対側にあるスーパーまで接着剤を買いに行ってとりあえずの応急処置にしようということになりました。余談ですが、朝ふと今日は運動靴で行かせてもらおうと思ったのが役に立ちました。「ふと思うが神心」といいますが本当にそうですね。雨ではありましたが無理なく買いに行くことができました。
会堂地下で靴を修理し、図書館や様々な用事を済ませて金光駅に向かいました。駅につくまでに今度は靴のつま先の方が剥がれてきて駅でまた応急処置をしました。ちょうどそこで接着剤がなくなりました。その後はなんの問題もなく帰途につくことができました。

大変な思いをした当事者の教会長がどう思っていたかどうかはわかりません。私は雨の中行動したことによって色々なものを見ることができたことがありがたかったと思います。雨の日は自分が濡れないということが第一になってついつい自分本位になりがちだということに気づきました。そんなときも大きな視野で行動したいと思いました。





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